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木陰で本を読みながら

主婦的生活の切れ端を集めた雑記帳です。

Category [思い出 ] 記事一覧

海辺の町で

結婚したばかりの頃、静岡の海辺の町に住んでいました。近所には小さな八百屋さんがあり、いつもそこで買い物をしていました。ある日、八百屋さんの店内に白い貼り紙が・・・新聞か雑誌のコピーなのですが、何度か転写されているようでかなり不鮮明な写真入の記事でした。目を凝らしてよく見ると、新人歌手のインタビュー記事のようです。貼り紙を見つめているうちに八百屋のおじさんが説明してくれました。「あ、それね。同業者の息...

真珠の話

真珠は私の誕生石です。丸い形と柔らかい輝きが綺麗な宝石ですね。アコヤ真珠は文句なしに素敵だけれど、淡水パールも普段使いにはなかなか重宝です。子どもがまだ小さくて、アクセサリーを付けることができなかった15年ほど前に、お店で見かけて買った淡水パールのピアス。アクセサリーどころではなかったのに、見たとたんに欲しくなったパールのピアス。大手スーパーの夏のバーゲンで、しかもバロックだから1000円くらいで買えま...

残念な昭和の食卓・・・涙のニンジン

子どもの頃の食卓を思い出すと、昨日のジャガイモのカレー炒めとともに思い出すこの一品。昨日の料理は「美味しいもの」のカテゴリに投稿したけれど、今日の料理は「思い出」に投稿するのみ。そう、記憶の底に封印した一皿です。何かな?何でしょう?母が作った様々な料理の中でも「これはないよ」と子ども心に感じた一皿は、何を隠そう「ニンジンの甘辛煮」!何がびっくりかって、大鉢に盛られたその料理は隅から隅まで全部イチョ...

電話の子機

電話がくるのを待っているときってありますよね。今日は電話を待っていたので、2階の部屋で洗濯物をたたむときに、リビングにある電話の子機を持っていったのです。同じ家の中なら、親機と子機が離れていても話せますから。そうしたら、ふと思い出したのです。10年程前に、親機と子機の距離をうんと離しても電波が飛ぶのかどうか実験したことを。実験といっても、直線距離で100メートルほど離れた友人宅に、子機を持って遊びに行っ...

月夜の散歩

月夜の散歩、お相手は犬のメルです。要するにメルの散歩ですが、メルは私を散歩に連れて行ってやっていると思っているようです。今夜は久々に豪雨と雷から解放され、ちょっと湿気が多いけど、コオロギの鳴き声も聞こえる散歩でした。コオロギの声を聞くと、いつも長女が幼稚園の頃を思い出します。長女は虫が好きで、その日もコオロギを採ってプラスチックケースに入れていました。カブトムシのようにマットを入れて、大事に枕元に...

雪が降る・・・

今朝からのぼたん雪で自宅の前は真っ白になりました。これはお昼前の写真です。家を一歩でるとすぐに「冬のソナタ」状態です。ほら、向こうからチュンサンが・・・っていう気分になりません?雪が降ると、いつも思い出すことがあります。それは高校3年生の時にクラスの皆で行った「初雪クイズ」。今年の初雪は何月何日か当てるだけのクイズです。黒板の片隅に初雪の日と自分の名前を書いておいて、あとは雪が降る日を待つばかり。...

台風茶会へようこそ

子どもたちがまだ小学生の頃、静岡県に住んでいました。高知や和歌山ほどではないけれども、静岡にも結構台風がくるのですよ。雨と風で外に遊びにいけない日には、私と子どもたちとでよくお茶会をしました。紙ナプキンに有り合わせのクッキーを並べて、普段は出さないティーカップにソーサーまでつけてのお茶会です。テレビを消して、窓のシャッターをがたがた震わせる風の音を聞きながら、紅茶を入れておしゃべりをする・・・ただ...

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あまおう

Author:あまおう
本を読んだり、料理をしたり、テレビを見たり・・・同じようでもどこか違う毎日を一緒に楽しく過ごしましょう!

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