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昨年の振袖レンタルのどたばた行脚(一回目・二回目)から早一年が過ぎ、今年は次女の成人式でした。
晴れ着の用意から、着付け場所への送迎、会場への送迎、下の子の食事も作り、義母や私の両親とも連絡をとり・・・なんとも忙しい一日でした。 疲労困憊とその後の脱力感の深い淵から、今日ようやく這い上がってきたような気がします。やれやれ。 なにはともあれ、晴れ着を着るというのはいいものですね。 私の父はこの日のためにデジタル一眼レフを買ってしまいました。父はとことん新しい機械が好きです。 私は振袖を着なかったし、成人式にも出なかったので余計に嬉しいのかもしれません。 新しいデジタル一眼レフで撮ってもらうと、着物の柄などの細部まで実に綺麗に写っていました。 娘のカールした髪の毛や、髪飾りのコサージュもはっきりと綺麗に写り、いい記念です。 娘と並んだ私は、シミシワホクロが実にはっきり。 肌の弾力の衰えまで忠実に再現されていました。 恐るべし、ニコンデジタル一眼レフ・・・ 私にふさわしいのはピントがいまいちの携帯のカメラだとはっきり認識しましたわ・・・(^_^;) そのあと、11時開会の市の成人式の出席しました。 私が住む市では二部構成になっていて、一部は式典ですが、二部は市の青少年吹奏楽団による記念コンサートでした。 娘の学年は、中学の頃から落ち着いた学年だと言われていたせいか、いい式典だったようです。 ところで娘の出身高校では、当日の午後から学校独自の成人式を行います。 そのため、娘は振袖のまま家で少し休息してから、高校の成人式へと再び出かけていきました。 うちの子は高校から入学しましたが、この学校は中学も併設されていているせいか、学校独自の成人式で祝ってくれます。 娘の学校の成人式のパンフレットがあるので、見てみました。 ペパーミントグリーンの厚紙を二つ折りにしたシンプルなものです。 ミッションスクールなので、中には聖書の言葉が書かれています。 フィリピの信徒への手紙、コリントの信徒への手紙から引用されていて、どちらも新成人にふさわしいいい文章です。 そして、最後のページに書かれていたのは、詩でした。 どこかで読んだことがある人も多いであろう詩。 いろいろなことにぶつかってへこたれそうになる自分を確実に励ましてくれる一編の詩。 茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」でした。 あぁ、これは学年主任の国語の先生が選んだのかなぁ。 なんて素敵な選択でしょう。 戦後を代表する女性詩人の代表作だというのが、私は一番に嬉しいのですが、男の子でもきっと納得できる作品でしょうね。 このようにりんと強く生きていってほしいという国語の先生(多分)の愛情と期待をひしひしと感じます。 子ども達はこの気持ちが理解できたかな? この詩が自分の成人式のときに先生から贈られたメッセージであり、形のない最高の贈り物であると、何年たってもいいからきっと気づいて欲しいと思います。 このように書くと、読みたくなるでしょう? そういう方はこちらをクリック → 「自分の感受性くらい」 茨木のり子 詩は心の財産であると、こういうときに実感するのです。 |
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我が家の常設トイレ文庫の1冊に、この「自分の感受性くらい」が入っています。めげそうなったとき、なまけものになりすぎたとき、読み返します。これくらいの歳になると「ばかものよ」と誰も言ってはくれないので、自分で「ばかもの!」と叱咤するしかないですね。
私がこの詩を知ったのは、数年前。二十歳で出会えたお嬢さんには、よいはなむけの言葉になりますね。・・・・・黄色い幼稚園帽を被っていた子が二十歳かぁ・・・。
[2009/01/14 22:04]| URL | 大イヌ #- [ 編集 ]
お嬢様の成人式、おめでとうございます。
ニコンの最新式デジタル1眼レフを買われるなんて、お父様さすがです。 自分の成人式は遠い過去ですが(苦笑)、記事を読んでいたら振袖を着た姿を今は亡き祖母に見せたらすごく喜んでくれた事をフッと思い出しました。(*^_^*) 当時は大変だったという感情ぐらいしかありませんでしたが、きっと詩に込められた気持ちも周りの人の喜びも、ちょっと後になってから実感するものなのかもしれませんね。
[2009/01/15 00:39]| URL | tyobimama #- [ 編集 ]
ありがとうございます。
娘もやっと二十歳になりました。 本をお持ちでしたか。 私は童話屋の「ポケット詩集」というアンソロジーを持っているのですが、これが素敵な詩がたくさん入っていてお気に入りです。 詩のエッセンスを網羅したような分かりやすい詩集です。 > これくらいの歳になると「ばかものよ」と誰も言ってはくれないので、自分で「ばかもの!」と叱咤するしかないですね。 本当にそうですね。頭にガツンと響く言葉は必要です。私も年齢のせいか、自分を叱咤激励してくれるような言葉を読むのが大好きです。 > ・・・・・黄色い幼稚園帽を被っていた子が二十歳かぁ・・・。 そう、あの年代の子達もみんな二十歳になりました。 あの頃は忙しかったけど楽しかったね〜。 ありがとうございます。
> ニコンの最新式デジタル1眼レフを買われるなんて、お父様さすがです。 そうなんです。よほど嬉しかったらしいです。 あの頃、父の転勤が多かったため、私は結局成人式は行かずじまい、振袖も着ませんでした。 (グレていて成人式に行かなかったわけではないのです、ふふふ) 父を喜ばせてあげられたかなと思うと、私もちょっと嬉しいです。 一眼レフは本当に画像が綺麗でした。 私も欲しくなっちゃいます。 > 自分の成人式は遠い過去ですが(苦笑)、記事を読んでいたら振袖を着た姿を今は亡き祖母に見せたらすごく喜んでくれた事をフッと思い出しました。(*^_^*) > > 当時は大変だったという感情ぐらいしかありませんでしたが、きっと詩に込められた気持ちも周りの人の喜びも、ちょっと後になってから実感するものなのかもしれませんね。 あれは大切なことだったと、後になって分かることがよくあります。 おばあちゃんが喜んでくださってよかったですね。 そういう思い出は後になって心を暖かくしてくれますね。 娘も祖父の喜びと先生の気持ちを、いつの日か理解してくれるといいなと思います。 |
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